NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ2-1ベガルタ仙台で勝利しました。
前半、立ち上がりから積極的な攻撃を見せチャンスを作るアルディージャ。しかし、ゴールを奪うまでは行かず膠着状態で試合は進みます。37分、江坂が切り込み折り返したボール、ムルジャの鋭いターンに仙台がたまらずファール、PKを獲得します。これをやり直しに動じることなく、家長が決め先制して前半を折り返します。
後半、自分たちのリズムでサッカー試合を進めるアルディージャ。しかし、ちょっとしたミスから仙台の反撃を受けると、76分、ミドルシュートを決められ同点に追いつかれてしまいます。さらに77分、明らかに重すぎると思われる家長の1発退場で数的不利になったアルディージャ、ここで渋谷監督が動きます。清水、マテウスを投入し攻勢に出ると、89分、清水の絶妙なクロスに飛び込んだのは江坂、ボールはアルディージャサポーターの待つゴールへ吸い込まれ、再び突き放します。そしてこの後、この値千金のゴールを守り切ったアルディージャが勝利しました。
またもやリードを守り切れずの失点、課題は残ってしまいました。しかし、数的不利にも諦めず勝利をもぎ取ったことは評価できる試合だったと思います。課題は、リードを守りながらどう2点目を狙うかだと思います。
また、家長のあれが1発退場なら、仙台は2,3人退場でも・・・と思う松尾一主審の判定には不公平を感じざるを得ませんが、そういった試合でも勝点3を取れたことも大きな試合でした。