NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ3-2大分トリニータで勝利しました。
前半、立ち上がりから積極的に前に出るアルディージャ。しかし、何度かあった決定機を逃すと徐々に大分にリズムを掴まれ、やや押される展開のまま前半を折り返します。
後半、49分、GK加藤が弾いたボールが大屋に当たりオウンゴールとなると、さらに54分、CKから失点、アッというまに2点のビハインドとなってしまったアルディージャ。すぐさま、56分泉澤を投入し反撃にでますが、体を張って守る大分をなかなか崩すこと出来ず、時間だけが過ぎていく苦しい展開を強いられます。時間の経過とともに重くなっていく空気、そんなチームに勇気を与える1発がでます。69分、ゴール前の混戦の中、ムルジャの絶妙なシュートがゴール左隅に吸い込まれると、一挙に息を吹き返すアルディージャ。81分、左サイドを突破した大屋のシュート、ポストに弾かれたボールをムルジャが気迫で押し込み同点とすると、87分、ペナルティーエリア内でムルジャが倒されPKを獲得します。これを決めればJ1昇格を大きく引き寄せる重圧のかかるPK、蹴るのは家長、重圧を弾き飛ばすシュートがゴールネットを揺らしついに逆転に成功します。追いすがる大分、ロスタイム5分、凌ぐアルディージャ、そしてついに試合終了を告げる長いホイッスルが鳴り響きます。この瞬間、大宮アルディージャのJ2優勝とJ1昇格が決まりました。
最後までハラハラされられましたが、そこはエースムルジャ、そして家長がチームを救ってくれました。J1に向けては課題を残したとは思いますが、今日は素直に喜びたいと思います。
あちこちニュースをはしごしてたらこんな時間になってしまった(笑)