等々力陸上競技場で行われた試合は、川崎フロンターレ5-0大宮アルディージャで負けてしまいました。
前半、1分、不用意にボールに寄って行ってしまった裏を取られて先制を許してしまったアルディージャ。さらに45+2分には、右サイドから上がったクロスにボールウォッチャーとなり失点、前半を折り返します。
後半、何とか反撃に出たいアルディージャ。しかし、いい形でボールを奪ってもそこからの判断が悪くなかなか前への力を作りだすことが出来ません。逆に、焦りからか前がかりになる裏を狙われ、60分、81分、90+6分と失点してしまったアルディージャ。最後に決定的場面を作りましたが決めきれず負けてしまいました。
まったく存在感のない茨田、判断が悪く前を向けない長谷川アーリアジャスール、目立つのはマテウスの個人技のみの攻撃に、ボールウォッチャーになり要注意人物を捕まえられない守備、ある意味今シーズンを象徴した試合になってしまいました。
シーズン前にフィジカルトレーニングを軽視したが為にフィジカル負けを繰り返し、長谷川アーリアジャスールをはじめ明らかに不調の補強選手を出場時間保証があるかのように使い続け、慌てて獲得したマルセロとカウエも救世主とはならず、最悪なシーズンになってしまいました。
来シーズンに向けて、クラブに求められることは、「立て直し」です。
●監督は誰にするのか
●出場時間保障、ポジション保障のような監督采配を阻害するような契約をしない補強をする
●ユース昇格選手をはじめ新人選手について、「獲得するだけの新人」から「戦力としての新人」に変えるためのプログラムの構築
まずはこのあたりが課題になるのではと思います。