NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ1-1ジュビロ磐田のドローでした。
前半、立ち上がり磐田の高さを生かしたサイド攻撃にヒヤリとさせられるアルディージャ。徐々に流れを掴み始めると、何度か決定機を作りますが、磐田GKカミンスキーの好守にも阻まれ得点を奪うことが出来ないまま前半を折り返します。
後半、立ち上がり攻勢に出たアルディージャ。しかし、徐々に運動量が落ち始め、ミスから磐田に押し込まれる場面が増え始めると、73分、FKを頭で合され失点してしまいます。何とか反撃に出たいアルディージャは、68分、ムルジャを投入すると、83分、渡部のクロス、渡邉が落としたボールをムルジャがボレーシュート、ゴールネットを揺らし同点に追いつきます。これで息を吹き返したアルディージャ、85分、泉澤のスルーパスを受けた家長がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得します。これを決めれば間違いなく勝利をグッと引き寄せられる、そんな場面でしたが、そこに立ちはだかったのはこの試合、好守を見せる磐田GKカミンスキー、ムルジャのPKは痛恨の失敗、そのままドローに終わってしまいました。
勝てる試合だっただけに、悔しさが残る結果になってしまいましたが、先制され苦しい展開から同点に追いつき、磐田を追い詰めたことは評価できる試合だったと思います。今日は、PKの他に少なくとも3本は決定的シュートを止めたカミンスキーを褒めるしかありません(苦笑)、いいサッカーは出来ているのだから、切り替えが大切です。