維新みらいふスタジアムで行われた試合は、レノファ山口 1-0 大宮アルディージャで負けてしまいました。
前半、リズムよく前へ出るアルディージャ。何度か決定的場面を作りますが、ことごとくフィニッシュがまとまらず、無得点のまま前半を折り返します。
後半、前に出てきた山口に思うように前へ出ることが出来ないアルディージャ。56分、右サイドからのクロスを合され失点、先制を許してしまいます。64分、髙田、戸島、69分、小野、73分、奥抜、三門を投入し反撃を試みるアルディージャ。しかし、前線から積極的にプレスをかけてくる山口の守備に、思うようにボールを回すことが出来ず、なかなか前へ出ることができません。結局、逃げ切られ負けてしまいました。
「取れる時に(点を)取っておかないと...」サッカーの試合ではよく言われることですが、まさにその通りの試合になってしまいました。過密日程に、猛暑、先取点がものを言う、それがかえってプレッシャーになっているのか、攻撃時の堅さがすこし気になりました。もう一つは、後半の攻撃、フィールドプレーヤーとGKクリャイッチの間に考え方の違いを感じました。山口は守ってカウンターではなく、前線から積極的にプレスをかけていく戦術。フィールドプレーヤーはその裏のスペースを狙いたがっているようでしたが、クリャイッチはロングボールを蹴ることはほとんどなく、DF陣にボールを預け、そこから押し上げていく方法に固執していたように感じました。結局それが攻撃のちぐはぐを作っていたような気がします。