NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ3-4FC琉球で負けてしまいました。
前半、前への意識が薄く、ポジションがかぶりがちのアルディージャ。16分、ポジションのずれを突かれ先制を許しますが、19分、大前のFK、山越が頭で落としたボールをファンマが押し込み同点にして前半を折り返します。
後半、なかなか前へのプレーが出ず、バックラインでボールを回す場面が増え始めるアルディージャ。好機と見た琉球の圧力に押され始め、56分、高い位置でボールを奪われると、そのまま繋がれ失点してしまいます。その後もその圧力におされ58分、61分と立て続けに失点してしまったアルディージャ。これで万事休す、そう思われた展開でしたが、ようやくここで目を覚ましたか、前へ出始めると、87分、PKを獲得し1点を返します。90+1分には、酒井のクロス、ファンマがスルーしたボールを右サイドから走り込んで来た渡部がゴールを決め1点差まで追い詰めるアルディージャでしたが、相手GKの好守もありその後の決定機を逃し負けてしまいました。
新システムでバックラインでボールを持つことがどれだけリスクが高いことか思い知らされる試合をなりました。菊池、河本、畑尾といった守備力のあるCBが2人いた去年(4バック)ならそれでも良かったのかもしれませんが、今のシステムではボールを奪われると即失点のリスクが高くなるような気がします。あそこでボールを持つなら、ファンマ、大前、渡部を狙ってロングフィードを入れていく方がまだましだと思います。
2得点目、3得点目のプレーを前半からできるようにする、どう守るかではなく、どう攻めるか、「意識改革」が必要だと思います。