NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ0-1東京ヴェルディで負けてしまいました。
前半、左右にボールを動かし揺さぶりをかけてくる東京の攻撃に慌てることなく丁寧な守備で対応するアルディージャ。試合は膠着状態のまま前半を折り返します。
後半、59分、東京に退場者が出て数的有利となったアルディージャ。何とか前へ出たいところでしたが、守ってくる東京をなかなか崩すことが出来ません。逆に71分、FKを決められ失点してしまいます。76分奥抜、81分横谷、シモヴィッチを投入するアルディージャ、ようやくチャンスを作りだしますが、東京の好守にも阻まれ万事休す、そのまま逃げ切られ負けてしまいました。
しっかりと守れているものの、攻撃が思うように作れない、こういうときこそベンチワークが必要な展開。相手に退場者が出て数的有利になったあたり、仕掛けるチャンスだと思ったのですが、動いたのは東京ヴェルディ。失点して慌てて動きだしても時すでに遅し、今シーズンを象徴する負けパターン、残念な結果になってしまいました。
長いリーグ戦、選手の力だけでは勝ち切れません。選手の能力把握が出来ない、試合の流れが掴めない、監督として致命的な石井監督に勝負を仕掛けろと言っても無理なのかと思います。まして、残り5試合でシモヴィッチにこだわって勝点を失い続けたことでもわかるようにシーズンを通してのマネジメントなんて...。チームがひとつに(ONE)なれなかったことが最大の敗因ではないでしょうか。