シティライトスタジアムで行われた試合は、ファジアーノ岡山0-1大宮アルディージャで勝利しました。
前半、セカンドボールが拾えずいまいちリズムが作れないアルディージャ。数少ないチャンスも決めきることは出来ず、逆にヒヤリとさせられる場面を作られる厳しい展開のまま前半を折り返します。
後半、52分、リズムに乗り切れないところに嶋田が2枚目のイエローカードで退場になり数的不利になってしまったアルディージャ。思わぬ窮地に陥りますが、ここから奮起をみせます。集中した守備からカウンターを見せると、67分、大前のFK、酒井のヘディングシュートは、岡山の好守に掻き出されますが、このルーズボールを菊池がヘディングで押し込み先制ゴールを奪います。この後、数的不利に岡山の猛反撃を受けるアルディージャでしたが、体を張った守備で凌ぎ切り勝利しました。
岡山の選手はどんなファールをしても注意止まりで、嶋田は一発イエロー2枚で退場、荒木友輔主審の判定はどうかとは思いますが、不幸中の幸い、これでどこか堅さがあったチームが一丸になることが出来ました。その反面、頭が痛いのが、石井采配。嶋田が退場になり難しくはなったとはいえ、数的不利で体力を消耗していく選手を助けるためにも交代カードを切るのは不可欠、動きだしたのが84分、しかも横谷では、攻めたいのか守りたいのか伝わりづらいし、直後に河本を入れるのならば、最初に河本を入れて「1点を守り切るぞ」という意思を伝えてから横谷を入れた方がより効果的だと思います。しかも3枚目は時間切れで使えず、まったくの愚将としか言いようがありません。
この勝利で、プレーオフ進出が確定したアルディージャですが、石井采配という足かせつけたまま戦うことになりそうです。
選手は頑張っているだけに残念です。