埼玉スタジアム2002で行われた試合は、浦和レッドダイヤモンズ2-2大宮アルディージャのドローでした。
前半、浦和のディフェンス陣を崩せず思ったように攻撃を作れないアルディージャ。37分、FKを決められ失点すると、これでようやくエンジンがかかったか、徐々にリズムを掴み始め、45+4分、CK、江坂のヘディングシュートが決まり同点、前半を折り返します。
後半、左サイドのディフェンスのずれを狙われるアルディージャ。59分、その左サイドからのクロスを決められ失点、再びリードを許してしまいます。ムルジャを投入し反撃に出るアルディージャ、68分、浦和の一瞬の隙を突いたマテウスのミドルシュートが決まり同点に追いつきます。猛攻を仕掛ける浦和、その攻撃を凌ぎカウンターを狙うアルディージャ、両チーム決定機は作るも決めきれず、そのまま試合はドローに終わってしまいました。
2度のリードを許すも周りの雰囲気にのまれることなく自分たちのサッカーを押し通してのドロー、そういった点では評価のできる試合だったと思います。しかしその反面、ワンランク上のチームを目指すのであれば、何とか勝ち試合にしなければならなかった、できるチャンスがあった試合だったと思います。そういった意味では課題の残った試合でした。