ヤマハスタジアムで行われた試合は、ジュビロ磐田1-1大宮アルディージャのドローでした。
前半、まったくといって連動を見せないFWに攻撃を作れないアルディージャ。磐田の高さを使った攻撃にあわやという場面を作られますがディフェンス陣の踏ん張りもあり、凌ぎ前半を折り返します。
後半、前半同様攻撃を作れないアルディージャ。磐田に押される展開に65分、ついに高さに崩され失点してしまいます。点を取り返しに出なくてはならなくなったアルディージャ、江坂に代え清水を投入します。すると、80分、清水とのコンビネーションで切り込んだ泉澤のクロス、ペチュニクが飛び込みゴール、同点とします。これで、勢いづいたアルディージャ、90分、河本のミドルシュートは惜しくもバーに弾かれその跳ね返り、混戦の中、清水のシュートがゴールネットを揺らし逆転に成功したと思われましたが、まさかのアルディージャのファール判定でのノーゴール、結局ドローに終わってしまいました。
まずは幻のゴールについて、明らかにシュート体制に入っていた河本の背後から磐田の選手が足を入れてるのだから、アルディージャのファールの判定を下した山本雄大主審の判定はおかしいとしか言いようがないと思います。誤審と言ってもいいと思います。
アルディージャの問題点としては、やはり連動しない両FW、江坂とペチュニク。それでも積極性があるペチュニクには救いがありますが、江坂は酷い。フリーでボールを持ってもすぐ横をむいて、パスの相手を探しボールを奪われてしまう消極的なプレーは、確実にチームの足を引っ張っています。彼の武器には、高速ドリブルもあるはず、なぜそれをださない?出し惜しみをするなら、スタメンの座を譲らざるを得ないと思います。