NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ3-1東京ヴェルディで勝利しました。
前半、立ち上がりから激しいボールの奪い合いとなったこの試合、18分、横谷のスライディングタックルでこぼれたボールを拾った泉澤がそのままドリブルで持ち込みゴール、先制すると、22分、東京Vのカウンターを貰い失点、お互い一歩も引かない展開になります。例のごとく、ラフプレーを連発して、かく乱を図ろうとする東京Vに難しい展開を強いられるアルディージャでしたが、36分、スルーパスに飛び出した泉澤のクロス、渡邉のボレーシュートが決まり、リードして前半を折り返します。
後半、主審(小屋幸栄主審)がカードを出さないことをいいことにさらにラフプレーを繰り返す東京Vに痛む選手が続出のアルディージャ。58分、家長を投入しボールの流れを変えると、徐々にリズムを取り戻し、74分、家長からのパスを受けた泉澤、最初のシュートは弾かれたものの、再びこぼれ球を拾うと、そのまま切り込みゴール、3‐1とします。これで完全に勢いにのったアルディージャ、追加点は奪えませんでしたが、その後も優勢に試合を進め勝利しました。
ラフプレーで相手を挑発、かく乱し、勝機を見出す東京ヴェルディ。この汚いサッカーに前のリーグ戦では、術中にはまってしまいましたが、今日は冷静に自分たちのサッカーができました。東京ヴェルディとはもう一度、リーグ戦が有ります。参考になる試合だったと思います。