NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ2-1ベガルタ仙台で勝利しました。
前半、積極的に前へ出るアルディージャ。しかし、フィニッシュを作ることが出来ず、攻めあぐねると23分、PKを与えてしまい先制を許して前半を折り返します。
後半、機能しないムルジャを諦め大前を投入したアルディージャ。徐々に決定機を作り始めると、60分、CK、マテウスがスラしたボールを山越が頭で押し込み同点に追いつきます。これで自分たちのリズムを掴んだアルディージャ。大山、岩上を投入し相手の裏のスペースを狙うサッカーに切り替えると、89分、岩上のロングフィードを受けた大前がそのままドリブルで切り込み、最後は体制を崩しながら放ったシュートは相手GKとDFの間をすり抜けゴールネットを揺らします。そして、この1点を守り切ったアルディージャが勝利しました。
ポストプレーからの攻撃から江坂、瀬川、大前のポジションチェンジから相手の裏を狙う攻撃に切り替えたことが勝機を生みました。いまだ調子の上がらないムルジャが心配ですが、江坂、瀬川、大前の機動力を生かしたサッカーは収穫になった試合でした。