NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ1-1横浜F・マリノスのドローでした。
前半、前線にボールが収まらずなかなか「前へ」出ることができないアルディージャ。テンポよくサイドチェンジを繰り返しゆさぶりをかけてくる横浜の攻撃に何度もピンチをむかえますが、GK加藤(順)の好セーブとディフェンス陣の体を張ったプレーもあり無失点で前半を折り返します。
後半、前半同様押される展開のアルディージャ。加藤(順)の神がかった好セーブにも助られ横浜の攻撃を凌ぐと67分、家長、横谷のワンツーで裏を取りゴールを奪い先制します。このまま逃げ切りるべく必死に耐えるアルディージャでしたが、89分、CKのこぼれ球を押し込まれ失点、そのままドローに終わってしまいました。
必死に踏ん張ってくれた加藤(順)の為にも勝って欲しかった試合でした。やはり最大の問題は、前線にボールが収まらないこと、「前へ」の力が弱い分守備に負担がかかってしまいます。さらに、この試合では、選手交代の遅さも感じました。攻め疲れが見え始め、さらに失点し士気が落ちかけている横浜に泉澤、マテウスといった前線でボールを持てる選手をつぎ込めば、2点目を取れなかったとしても守備への負担を減らすことが出来たのではないだろうか?失点がCKからということを考えれば、なおさらそう思います。