NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ1-1ヴァンフォーレ甲府のドローでした。
前半、守ってカウンター狙いの甲府をなかなか崩すことのできないアルディージャ。32分、奥井のスルーパスを受けた横谷が右サイドを切り込みクロス、相手GKの弾いたボールを家長が押し込みゴール、先制して前半を折り返します。
後半、反撃に出た甲府にやや押され気味なアルディージャ。しっかりと集中力を持って跳ね返していましたが、やや足が止まり始めた75分、CKから失点、同点とされてしまいます。ペチュニク、沼田を投入し、再度突き放しにかかるアルディージャ、しかし勢いづく甲府に機能はせず、そのままドローに終わってしまいました。
甲府の術中にはまってしまったとしか言いようがない試合でした。前半、甲府が抑え気味に来ていたのは分かっていたし、「後半追い込み型」、そもそもそれが佐久間サッカーだと分かっていたはずです。甲府のミドルシュートにヒヤリとさせられ始めた(プレスがあまくなり始めた)あたりから選手交代を始めるべきだったと思います。完全に後手に回ってしまいました。