ヤンマースタジアム長居で行われた試合は、セレッソ大阪1-1大宮アルディージャのドローでした。
前半、システムを5-4-1にして臨んだアルディージャ。高いディフェンスラインの裏を狙う大阪のカウンターに苦しめられ、なかなか攻撃を作れないまま前半を折り返します。
後半、強行日程もあってか運動量が落ち始めた大阪に徐々に攻撃が作れるようになったアルディージャ。フィニッシュが甘くなかなかゴールを奪えませんでしたが、70分、CKをズラタンが頭で合わせ先制します。ゴール前を固めて逃げ切りを図るアルディージャとそれを崩そうとする大阪の攻防、このまま逃げ切れるかと思われましたが、90+4分、一瞬ずれたディフェンスラインを突破され失点、ドローに終わってしまいました。
スタメンを入れ替えて何をするかと思えば、浦和戦で痛い目にあった5-4-1システムをまたもややってきました。ディフェンスラインを高く保つことで、中盤のギャップを埋めることは出来ましたが、人数を増やすことで複雑さを増したディフェンスラインの人の受け渡しは、失敗すればそのままカウンターにつながり、危うさがあったと思います。そしてなりより、このシステムでは速攻ができない。
「守って守って虎の子の1点を守りきる」この試合唯一の勝ちパターンを勝てなかったのは、とても痛い試合でした。