NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ2-2アルビレックス新潟のドローでした。
前半、9分、左サイドからのクロスを止め切らず失点してしまうアルディージャ。この試合も採用した5-4-1のシステムは機能せず、なかなか反撃ができませんでしたが、39分、高橋のクロスを新潟の選手が後逸、それをズラタンが押し込んで、同点とし前半を折り返します。
後半、54分、家長、片岡のワンツーからのクロスを高橋が頭で押し込み逆転に成功したアルディージャ。しかし、直後の56分、失点し同点に追いつかれてしまいます。ここから徐々に押される展開が増え始めるアルディージャ、再び攻撃が作れなくなり、そのままドローに終わってしまいました。
人数が揃っているにも関わらず、いとも簡単に突破され失点する、やはりシステムに欠陥があるとしか言いようがありません。
重心が後ろにあるので、ボールの出し手へのプレスが甘いこと、すべてを最終ラインで処理しなければならないので少しでもうまくいかないと即失点につながること、味方が味方の邪魔をするダブつきがあること、修正しなければならないことが多すぎます。さらに、攻撃についても、重心が後ろにあるのでどうしてもダブつきがでること、要求される運動量もかなり大きくなるのでそれを90分はかなり難しいことなどが挙げられると思います。
選手は、こんな欠点だらけのシステムでも、必死に走り何とかしようとしています。システムは、監督・コーチの仕事です。それに応えてほしいです。