NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ 1-5 いわきFCで負けてしまいました。
前半、7分、左サイドからのクロスを押し込まれいきなりの失点を許してしまったアルディージャ。反撃に出たいところでしたが、良い形でボールを奪っても攻撃を作ることができません。すると、25分、中央をショートパスを繋がれてからのミドルシュートで失点、さらに39分にはオウンゴールで失点と3点ビハインドで前半を折り返します。
後半、ボールを奪ってもそこからスムーズに攻撃に移れないアルディージャ。すると55分、FKから失点を許してしまいます。選手交代から反撃の糸口を見つけたいアルディージャ。75分、途中交代の泉澤のスルーパス、高柳の鋭い反転からのシュートが決まり(J初ゴール)、ようやく1点を返します。しかし、反撃ムードが見えそうになった83分、GK南が不要に出したパスを詰められ失点、これで万事休す。そのまま負けてしまいました。
スコアを見ると、「守備が・・」と言いそうですが、実際には、「ボールの奪われ方が悪い」と言った方が正しいと思います。拙攻からボールを奪われのカウンター、アルディージャの攻撃にはストーリーがありません。ボールを奪うと、事前に考えて練習してきた攻撃(ストーリー)を次から次へと出してシュートで終わるいわきと必死にボールをキープしながらターゲットを探しているうちに詰められボールを奪われるアルディージャ。よくサッカーでは「攻撃はシュートで終われ」と言われますが、まさにその通りの試合だったと思います。
もっとスペースを使った攻撃をすると良いような気がするのですが、それを含め「相手の守りにくい攻撃」を事前に用意するのも一つの手ではないかと思います。
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