大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで行われた試合は、徳島ヴォルティス0-1大宮アルディージャで勝利しました。
前半、バブンスキー、ファンマ、嶋田が高い位置から積極的にプレッシャーをかけ、前に出るアルディージャ。優勢に試合は進めるもののフィニッシュに精度を欠きゴールは奪えず、前半を折り返します。
後半、前半同様前へ出て優勢に試合を進めるアルディージャ。しかし、なかなかシュートが枠をとらえることが出来ず、膠着した状態が続きます。70分、左サイドから右サイドへゴール前を横切るバブンスキー、一瞬対処が遅れた徳島ディフェンスの隙を見逃しませんでした。鋭くカーブがかかったミドルシュートがゴールネットに突き刺さり、待望の先制点を奪います。その後も試合を優勢に進めたアルディージャ、そのまま逃げ切り勝利しました。
前3人が前線からボールの出し手に対して効果的なプレーシャーをかけたことで、チーム全体が自信を持って「前へ」出ることが出来、非常に内容のある試合ができたと思います。フィニッシュの精度という課題は残りましたが、このサッカーを自分たちのものにしていけば上がって来るのではないかと思います。
この試合、バブンスキーの好守にわたる活躍が光りました。特に決勝点は、最初からゴールを見るのではなく、一旦右に視線を向けることで相手のプレスを遅らせる技ありのゴールでした。