NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ2-2カマタマーレ讃岐のドローでした。
前半、積極的に前へ出て試合を優勢に進めるアルディージャ。しかし、決定的場面を作るも決めきれずチャンスを逃すと、21分、ショートコーナーからのクロスを決められ先制を許してしまいます。この失点でコンパクトさがなくなり「前へ」の力が弱くなる悪い癖が出始めるアルディージャでしたが、28分、酒井の技ありのミドルシュートが決まり同点とすると、リズムを取り戻し、38分、富山がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得、それを大前が確実に決め逆転に成功し、前半を折り返します。
後半、55分、ショートコーナーからのクロスをまたもや決められ同点とされてしまうアルディージャ。ここから徐々にミスからカウンターを貰う場面が目立ち始め、なかなかゴールを奪うことができません。奥井、マルセロ、シモヴィッチと投入し打開を図るアルディージャでしたが、不発に終わり結局ドローに終わってしまいました。
あれだけ決定機を作っておきながら決めきれない攻撃も情けないと思いますが、同じようなショートコーナーから2失点をしてしまったことが1番痛い試合でした。どちらもボールの出し手を捕まえられなったことが課題だと思います。石井監督の相変わらず的を得ない選手交代もあり、敗北感の強いドローゲームになってしまいました。