埼玉スタジアム2002で行われた試合は、浦和レッドダイヤモンズ2-2大宮アルディージャのドローでした。
前半、積極的に前に出るもフィニッシュが作れないアルディージャ。逆に26分、ペナルティーエリア内でのハンドを取られPKを与え失点してしまいます。その後も攻撃がかみ合わないアルディージャ、そのまま前半を折り返します。
後半、すこし守備的に構える浦和を攻めあぐねるアルディージャ。試合は、66分思わぬミスから動き出します、意思の疎通が出来ていなかった浦和のパスミスをマルセロが奪うと、そのパスを受けたマテウスがゴールを決め同点に追いつきます。これで一挙にといきたいところでしたが、69分、球足の速いクロス、加藤が弾いたボールを押し込まれ失点、再びリードを許してしまいます。この試合、球離れが悪く、なかなか「前へ」力を作りだすことが出来ないアルディージャでしたが、88分、岩上のクロス、途中出場の瀬川のヘディングシュートは、相手GKの手をすり抜けゴール、再び同点とします。最後まで目の離せない試合でしたが、結局、この後ゴールは生まれずドローに終わってしまいました。
2度許したリードを同点に追いつたという点では評価のできる試合でしたが、勝つためにはもっと「前へ」力を作っていかなければならない試合でした。そのためにも、早くマルセロとカウエをしっかりとチームに取り込んで、前を向いてサッカーをすることが必要だと思います。