名古屋市瑞穂陸上競技場で行われた試合は、名古屋グランパス2-2大宮アルディージャのドローでした。
前半、コンパクトで丁寧なサッカーで試合を優勢に進めるアルディージャ。何度か決定的場面を作るも決めきれず、逆にロスタイムに失点してしまい前半を折り返します。
後半、52分、PKを与え失点してしまい窮地に立たされるアルディージャでしたが、67分、村上の気迫のラストパスを青木がねじ込み1点差とすると、再びアルディージャが息を吹き返します。後半ロスタイム、イ・チョンスのインターセプトからのクロス、石原のスルーに走りこんだのは青木拓矢、見事ゴールネットを揺らし、ドローに終わりました。
「しっかりとした守備からの攻撃」、原点に戻ってのサッカーは良かったと思いますが、またしてもエアポケット(集中力の切れる時間帯)を作ってしまいました。負けていれば、昨シーズンまでに逆戻り、どうにか落ちる寸前で留まったアルディージャ、踏ん張りどころです。