シティライトスタジアムで行われた試合は、ファジアーノ岡山 1-1 大宮アルディージャのドローでした。
前半、ボールを奪っても「前へ」の力を作れないアルディージャ。岡山に一方的に攻め込まれる展開なりましたが、42分に与えててしまったPK(かなり不可解な判定でしたが)も笠原のスーパーセーブで凌ぎ前半を折り返します。
後半、岡山の攻め疲れもあってか攻撃のリズムをつかみ始めるアルディージャ。しかし、なかなかフィニッシュを作れず攻めあぐねると、74分、右サイドからのドリブル突破を止めきれず失点、リードを奪われてしまいます。フィニッシュが作れないアルディージャ、万事休すかと思われた90∔5分、中央突破の柴山からのスルーパス、富山のゴールが決まり土壇場で同点とします。これで勢いづくアルディージャでしたが、逆転とはいかず、このままドローに終わってしまいました。
完全な負け試合をドローに持ち込んだ、そういった点では評価できる試合だったとは思いますが、内容は最悪でした。またアルディージャの悪い癖が出始めているように思います。「個の力での攻撃」は出てきても「コンビネーションでの攻撃」が出てこない。アルディージャの選手の「頑張る」は、「各自で」で「チームで」ではないような気がします。これでは昨シーズンと何も変わらない「チームで」戦わないと勝ち残れないと思います。
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