トランスコスモススタジアム長崎で行われた試合は、V・ファーレン長崎 1-1 大宮アルディージャのドローでした。
前半、どこかリズムが悪くフィニッシュに精彩を欠くアルディージャ。長崎にややボールを握られる展開になります。さらに途中から激しくなった雷雨の為、1時間中断というアクシデントにもみまわれ、どこかモヤモヤの残ったまま前半を折り返します。
後半、49分、前がかかりになり手薄になった左サイドを崩され失点を許してしまったアルディージャ。何とか反撃に出たいところでしたが、チャンスは作るもフィニッシュに精彩を欠きゴールを奪うことができません。59分奥抜、松本、71分菊地、76分柴山と攻撃的な選手を投入しパワープレーに出るアルディージャ。すると、87分、柴山のアリークロス、黒川が合わせゴール、同点とします。一気に逆転、といきたいところでしたが、それはならずドローに終わってしまいました。
少し前への意識が薄かったように思える前半、前への意識を出したら裏を取られて失点の後半立ち上がり、嫌な展開に加え、雷の為の中断によるダメージと、タフな展開になった試合、柴山選手のアイディアが光りました。再度菊地とよんだ長崎DF陣の裏をかくアリークロス、合わせた黒川選手もですが、見事でした。
やはり今のアルディージャに必要なのは、こういったアイディアだと思います。
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