NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ 0-0 栃木SCのドローでした。
前半、積極的に前へ出るアルディージャ。優勢に試合は進めますがフィニッシュが決まらず、無得点のまま前半を折り返します。
後半、前半同様優勢に試合を進めるアルディージャ。55分には栃木に退場者が出て数的有利になります。栃木ゴールへ迫るアルディージャ、しかし、ゴールを前を固める栃木の守備をなかなかこじ開けることができません。結局、最後に決定的場面を作るも相手の好守に阻まれそのままドローに終わってしまいました。
数的不利になった栃木がゴール前の守備を固めてカウンター狙いに作戦を変えた為、ゴール前のスペースがたたでさえ狭いところに、ポジションがだだかぶりのファンマとシモヴィッチがお互いの良いところ消し合っての拙攻。完全に高木監督の「ツインタワー作戦」が裏目に出た試合でした。ファンマ、シモヴィッチの同時起用は辞めたほうがいいです。二人で一か所に固まってボールを落としても味方としてはシュートに持っていきづらいし、打てたとしても相手に当たる確率が高くなるだけ。昨シーズンの悪夢の石井采配がよみがえる試合でした。