NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ1-1水戸ホーリーホックのドローでした。
前半、積極的に前へ出るアルディージャ。何度か決定的場面を作りますが、ゴールを奪うまではいかず、前半を折り返します。
後半、47分、水戸にFKを押し込まれ先制を許してしまったアルディージャ。その後も水戸にボールを握られる苦しい展開を強いられますが、60分大前、63分奥抜、75分シモヴィッチを投入し徐々にリズムを取り戻すと、80分、石川からのパスを受けた大前がゴール左隅にシュートを決め同点とします。これで勢いずくアルディージャ、何度か水戸ゴールに迫りましたが、逆転とはいかずそのままドローに終わってしまいました。
ある程度やりたいことが出来て、ゴールチャンスも作れているのにゴールを奪えない、そんな試合でした。その原因として感じたのが、ファンマにボールが集まりすぎること、確かに決定力のある選手で、本人も何とか期待に応えようと頑張ってくれてはいますが、あそこまであからさまにボールを集めると、相手もプロですからそう簡単にはさせてもらえません。ファンマを通さないゴールの奪い方との併用、これからの重要な課題だと思います。