NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ2-0松本山雅FCで勝利しました。
前半、今シーズンより採用した新システム(3-4-2-1)で挑んだアルディージャ。時よりミスはあるもののコンパクトでバランスが取れたサッカーを見せ試合の主導権を握ると、27分、左サイドを駆け上がったファンマからのクロスを石川が合わせ先制ゴール。試合を優勢に進めたまま前半を折り返します。
後半、松本山雅の反撃を受けるアルディージャ。統制の取れたディフェンスでそれを抑え込むと、83分、ファンマの落としたボールを拾った奥抜がそのままドリブルで切り込みゴール、追加点を奪います。その後も試合を優勢に進めたアルディージャ、そのまま逃げ切り勝利しました。
伝統的に4バックを採用してきたアルディージャ。3バックに馴染めるか、心配して観ていましたが、思った以上に自分たちのものに出来ていることに驚いた試合でした。高い位置からのプレスで効率良く相手を追い詰める守備に、ポジションに関わらずチャンスにはゴールを狙う攻撃、一見体力を使うサッカーに見えますが、意外と体力的負担が分散されているので、各選手が生き生きとプレーをしている、そんな印象を受けました。
この試合の後に行われたTMも快勝。本番へ向けて期待の持てる1日になりました。個人的には、石川、奥抜(ユースOB)にゴールが生まれたことがうれしかったです。