味の素スタジアムで行われた試合は、東京ヴェルディ2-1大宮アルディージャで負けてしまいました。
前半、立ち上がりから積極的に前へ出るアルディージャ。しかし、12分、東京の前への攻撃に不用意にラインを下げてしまい失点すると、そこからは完全なリアクションサッカーになってしまいなかなか前に出ることが出来ません。45+3分にも失点し前半を折り返します。
後半、リアクションサッカーからなかなか抜け出せず、自分たちからアクションを起こせないアルディージャ。54分、マテウスを投入し打開を図ると、徐々にチャンスを作り始め、71分、茨田からのスルーパスを受けたマテウスが飛び出すと、最後はマテウスからパスを受けた三門がゴールを決め1点を返します。これで自分たちのリズムを取り戻すかと思われましたが、68分に投入されたマルセロが完全にブレーキとなりチャンスを逃すと、そのまま逃げ切られ負けてしまいました。
相手をどこで捕まえるか、それがはっきりしないままの2失点、それがこの試合を難しくしてしまいました。それに加えてのマルセロの起用、彼のプレーはマテウスのように仕掛けていくわけではなく、かといってパスでチャンスメイクをするわけでもない、ただドタバタ走り回ってるだけです。それではチームメートの信頼を得られるわけがなく、マルセロ投入=10人で戦わなければならないというのが現状だと思います。