大分銀行ドームで行われた試合は、大分トリニータ1-2大宮アルディージャで勝利しました。
前半、10分、競り合いのこぼれ球をそのまま運ばれ失点を許してしまったアルディージャ。その後は慌てることなく攻撃を作っていきますが、しっかりとブロックを作って守る大分にスペースを与えてもらえず、なかなかフィニッシュを作ることが出来ません。思うような攻撃が出来ず、我慢のサッカーが続きましたが、41分、三門のパスを受けた嶋田がそのままペナルティーエリア内に切り込みゴール、同点として前半を折り返します。
後半、自分たちのサッカーは出来ているも大分の堅い守備を崩せないアルディージャ。膠着した時間が続きましたが、65分、大前のCKがそのままゴールに吸い込まれ逆転に成功します。この後も自分たちのサッカーを続け試合を優位に進めるアルディージャ、追加点はありませんでしたがそのまま逃げ切り勝利しました。
守ってカウンターの大分をなかなか崩せず、しかも思わぬ失点。焦って自滅しそうな展開でしたが、焦ることなく、嶋田、大前が「自分らしさ」を見せての勝利でした。しかもシモヴィッチを使わず勝てたことは、攻撃にさらに厚みが増した試合になったのではないでしょうか。