松本平広域公園総合球技場(アルウィン)で行われた試合は、松本山雅FC3-2大宮アルディージャで負けてしまいました。
前半、無意味に横に広がって行き「前へ」の力を作りだせないアルディージャ。25分、マークがずれてがら空きになった右サイドを突破され失点すると、33分、CK、奥井が一瞬見失った選手にヘディングシュートを決められ失点、前半を折り返します。
後半、47分、プレスが甘くなった右サイドから上げられたクロスが逆サイドのフリーの選手に渡ってしまい失点してしまうアルディージャ。その後も「前へ」の力が作りだせず拙攻を繰り返しますが、67分、菊池が頭で落としたボールを大前が叩き込みようやく1点を返します。しかし、68分大山、75分マルセロ、82分富山を投入し攻撃的に出たものの、87分にPKを獲得しゴールを奪っただけでそのまま逃げ切られ負けてしまいました。
無意味に外に広がるだけで前に進んで行かないサイド攻撃、常に横並びで「前へ」の意識が薄い三門と茨田(特に茨田は存在感すらだせない)、バランスを考えないで動き回っては周りに迷惑をかける山越、開幕戦から抱えている課題なのに何一つ修正ができない。石井監督の指導力がないのか、選手が力を合わせて解決しようというまとまり感に欠けているのか、このままだとJ1どころかJ3降格ということになりかねない状況だと思います。
少し考え方を変えて行動するだけで解決できるはずなのですが、残念です。