NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ2-1ヴァンフォーレ甲府で勝利しました。
前半、8分、中村のCKを鋭く切り込んできた横谷がスルー、これでニアに引っ張られた甲府の逆サイドを突くマテウスのゴールが決まり先制したアルディージャ。この後、甲府の反撃に守る時間が増えますが、落ち着いた対処を見せ跳ね返し前半を折り返します。
後半、50分、茨田のスルーパスを受けたマテウスが左サイドを切り込み上げたクロスをシモヴィッチが押し込み追加点を奪うアルディージャ。これでより前に出なければならなくなった甲府に54分、PKを与えてしまい失点してしまいますが、その後は甲府の猛攻を集中力を持って凌ぎ切り勝利しました。
1点目はトリックプレーで、2点目はコンビネーションで相手を崩して効果的な得点を奪った攻撃に、統率の取れた守備、チーム力を見せての勝利、いい試合だったと思います。ただ、三門、茨田という守備的なMFを並べたことで、「前へ」の力が弱く、やや攻撃に物足りなさを感じさせた試合でもありました。
まだ課題はあると思いますが、まずは良いスタートをきれた試合だったと思います。