ユアテックスタジアム仙台で行われた試合は、ベガルタ仙台3-0大宮アルディージャで負けてしまいました。
前半、立ち上がりから決定的場面を作るアルディージャ。しかし、そのチャンスを逃すと仙台に守備のほころびを突かれ始め、26分、意表を突いたバックヘッドを止め切れず失点。さらに、36分には、完全に逆を突かれ総崩れの中オウンゴールで失点とリードを許して前半を折り返します。
後半、57分、一瞬プレスが甘くなったところを決められ失点するアルディージャ。焦りからか徐々にプレーに精度を欠き始め、65分、マルセロを投入し打開を図るも70分、大山の退場で数的不利になる苦しい展開を強いられます。結局、最後まで気持ちを見せてはくれましたがゴールは生まれず、負けてしまいました。
気持ちは見せてくれましたが、それが空回りをしてしまった、そんな気がする試合でした。菊池、河本を欠き高山、山越が中心での守備でしたが最後まで組織的守備を作れず3失点、攻撃も前への気持ちはあるものの、ここぞという時の精度が悪く得点には至りませんでした。
この試合の結果、アルディージャのJ1残留確率は天文学的な数字になってしまいましたが、可能性がある限り諦めず、気持ちを切り替えていって欲しいと思います。