NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ1-1柏レイソルのドローでした。
前半、積極的に前に出るアルディージャ。何度か決定的場面を作りますが、その後は徐々に柏の攻撃に押され始め、43分、左サイドからのクロスを決められ失点、前半を折り返します。
後半、中盤が機能しないアルディージャ。思うように攻撃を繋ぐことが出来ず、前への力を作ることができません。62分瀬川、71分大前、83分山越を投入、そして菊池を前に上げパワープレーに出るアルディージャ、しかし、チャンスを作るもゴールを奪うことができません。90+3分、後のなくなったアルディージャ、マテウスのFKはゴール左に吸い込まれ土壇場で同点に追いつきます。これで勢いづくアルディージャ、しかし時間は残っていませんでした。そのままドローに終わってしまいました。
最後まで諦めずに同点に持ち込んだという点では評価のできる試合でしたが、内容的には、シーズン初めの勝てないアルディージャに戻ってしまいました。中盤で攻撃を作る(スイッチを入れる)選手がいないのが原因だと思います。正直なぜあそこまでカウエにこだわるのか、パスを要求するわりにはアイディアはなく、前半でばてて運動量はガタ落ち、契約書に出場保障時間でも書いてあるのかと疑いたくなるような起用には失望しました。大山、岩上、金澤、できそうな選手はいると思うのですが・・・。
とにかく総力戦でやり切ってほしい、それだけです。