カシマサッカースタジアムで行われた試合は、鹿島アントラーズ1-0大宮アルディージャで負けてしまいました。
前半、立ち上がりはいいリズムに見えたアルディージャ。しかし、攻撃が作れず攻めあぐねると、33分、カウエが芝に足を取られ転倒してできたスペースを突かれ失点、前半を折り返します。
後半、大前、清水を投入したことでリズムを掴み始めるアルディージャ。徐々に攻撃がかみ合い始め反撃にでますが、あと少しのところでゴールを奪うことができません。結局、何度かあった最大のチャンスも相手GKの好守にはばまれ決めることが出来ず、そのまま逃げ切られ負けてしまいました。
ブラジル人トリオを同時に起用する弊害が出てきたのかなと思う試合でした。本来、攻撃的なポジションを取っている大山を軸に攻撃を作っていかなければならないものをブラジル人トリオがカウエを中心に3人だけでサッカーをしようとするので、江坂と大山が機能しなくなる。後半の反撃を観ているとそんな気がしてきました。個々の能力は高いのでどうしても使いたいのはわかりますが、チームプレーができないのであれば考えざるを得ないのではないでしょうか?
3人目の交代にしても、完全な放り込みサッカーになっているのにも関わらず大山を下げてしまうあたり、監督の采配がすこし理想にとらわれすぎてるのかなと思います。