NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ1-0名古屋グランパスで勝利しました。
前半、いきなり立て続けにカウンターを貰いピンチを招くアルディージャ。しかし、それをどうにか凌ぐと、徐々に自分たちのリズムを取り戻し、サイド攻撃から何度かチャンスを作りだしますが、フィニッシュの精度が悪く得点を奪うまでは行かず、前半を折り返します。
後半、52分、名古屋に退場者が出て数的優位に立ったアルディージャ。テンポのいいサイド攻撃から名古屋ゴールを崩しにかかりますが、引いて守りを固める名古屋をなかなか崩すことができません。このままドローか?そんな雰囲気が流れ始めた90+4分、左サイド、途中出場の沼田のアーリークロス、ピンポイントで合わせた河本のシュートがゴールネットを揺らしアルディージャが先制します。そして、そのまま逃げ切り勝利しました。
足元の弱い両FWの中央突破を完全に捨て、サイド攻撃に徹したアルディージャ。精度という課題は残りましたが、最後まで根気よくやり切ったことが、最後、河本の値千金のゴールにつながったと思います。両FWに関しては、前への意識が強いペチュニクはまだいいとして、江坂にはもっと積極性を期待したいです。