味の素スタジアムで行われた試合は、FC東京0-1大宮アルディージャで勝利しました。
前半、立ち上がり、効果的なサイド攻撃を見せチャンスを作るアルディージャ。しかし、徐々にFC東京にボールを支配され始めると、防戦一方の苦しい展開になりましたが、どうにか凌ぎ切り前半を折り返します。
後半、ボールを持ってもそこからなかなか「前へ」の攻撃が作れないアルディージャ。前半同様、FC東京にボールを支配され苦しい展開を強いられます。何度か決定的なピンチを作られますが、集中した守備でどうにか凌ぐと、69分、和田からのスルーパスを受けたムルジャが右サイドから切り込んでのクロス、家長のシュートは弾かれますが、こぼれ球を岩上がしっかりと決め先制します。その後もFC東京の猛攻を受けるアルディージャでしたが、どうにか逃げ切り勝利しました。
「内容は負け、でも勝負は勝った...」短期決戦のJ1では価値のある勝利でしたが、やはり課題は残った試合でした。今シーズンの渋谷サッカーのコンセプトは「まずは守りから...」そんな印象を受けましたが、どんなに強固な守備を持ったチームでも90分守り切ることは難しい...。プレシーズンマッチでも感じましたが、速攻の起点になる選手がアルディージャにはいない、相手チームしてみれば、「安心して前へ出れる」そんな状況を作っているように思います。
内容はともあれJ1復帰初戦での勝利、いいスタートがきれました。