NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ1-0ツエーゲン金沢で勝利しました。
前半、左右にボールを動かしゴール前を固める金沢に揺さぶりをかけるアルディージャ。しかし、効果はなく、逆にミスからカウンターを貰いピンチを招く羽目に。どうにかGK加藤の好守もあり失点は免れたものの、ストレスがたまる展開のまま前半を折り返します。
後半、金沢の守備を崩せずなかなかシュートを打つことができないアルディージャ。金沢の運動量が落ち始めると、ようやく決定的チャンスを作り始めますが、あと少しのところで決めることが出来ません。「このまま引き分けか?」そんな雰囲気が漂い始めた86分、ゴール前の混戦、家長が頭で落としたボールを金澤がヒールで落とすと、再び走りこんだのは家長、家長のシュートはゴールネットを揺らし先制します。その後を逃げ切ったアルディージャ、どうにかこうにか勝利しました。
家長の値千金のゴールで救われましたが、たくさんの課題の残る試合でした。まずは、左右の揺さぶりだけでは相手の守備は崩れません、もっと縦への攻撃でくさびを打ち込んでいくべきです。さらに、マークが厳しくなる家長を無理に使うのではなく、時にはそれによってできるスペースも狙うべきだと思います。
どうにかこうにかですが、勝ち星スタートをきることが出来ました。