日立柏サッカー場で行われた試合は、柏レイソル2-2大宮アルディージャのドローでした。
前半、いい立ち上がりを見せたように思えたアルディージャ。しかし徐々に「前へ」の力が弱くなり押され始めると、27分、FKのこぼれ球を決められ失点。前半を折り返します。
後半、何とか反撃に出たいアルディージャ。しかし、52分、カウンターを貰い失点すると、その後はリズムが掴めずなかなか前へ出ることができません。敗色濃厚・・そんなムードになりつつあった83分、チョ・ヨンチョルのクロスのこぼれ球に高橋が飛び込みゴール、1点を返すと、ようやく息を吹き返したアルディージャ、85分、家長のパスを受けた菊地のシュート制のボールを高橋が押し込み同点とします。さらに逆転、勢いづくアルディージャでしたが、逆転ゴールは奪えずドローに終わってしまいました。
戦わずすべてを審判や周りの選手のせいにするラドンチッチ、大熊監督はいつまで放置するのか?
間違いなくそれは、ズラタンのプレーを圧迫し、チームの「前へ」力を削ぐ一因になっていると思います。MFやDFの力だけではシーズンを乗り切ることは出来ません。「FW力」を再度考える必要があるのではないでしょうか。
褒められた試合ではありませんが、負けを引き分けにした「精神力」は評価できる試合でした。