等々力陸上競技場で行われた試合は、川崎フロンターレ3-4大宮アルディージャで勝利しました。
前半、4分、渡邉からのCKを菊地が頭で合わせ先制したアルディージャ。12分にオウンゴールで一旦は同点に追いつかれますが、29分、金澤とのワンツーで切り込んだ家長がゴールを決め、リードして前半を折り返します。
後半、反撃に出た川崎に防戦一方となるアルディージャ。70分、ついにこらえ切れず失点すると、86分に痛恨の逆転ゴール許してしまいます。これで万事休す・・そんな雰囲気が流れ始めた90分、家長のFKをまたも菊地が頭で合わせ同点ゴール、そしてこのゴールがアルディージャに勇気を与えました。再び「前へ」の力を取り戻したアルディージャ、90+3分、ロングフィードを受けた途中出場チョ・ヨンチョルがドリブルで切り込み放ったシュートがネットを揺らし決勝ゴール、アルディージャが勝利しました。
繋がりがでて一体感は出てきましたが、もう一つの課題、「後半立ち上がり」は残ってしまいました。全体的にラインが下がってしまい、ボゼションを意識しすぎる為か、横パス、バックパスが増え、「前へ」の意識が弱くなる・・・次節への課題です。
この試合の勝因は「最後まで諦めない強い心」だと思います。これは大切にしてほしいです。