大阪長居スタジアムで行われた試合は、セレッソ大阪1-2大宮アルディージャでアルディージャが勝利しました。
前半、1分、高い位置でボールを奪った金澤、相手GKのポジションのずれを見逃しませんでした。狙いすましたロングシュートがネットを揺らしアルディージャが先制します。しかし、45分にオフサイドトラップを破られ失点、同点にされ前半を折り返します。
後半、前半同様、コンパクトなサッカーで前にでるアルディージャでしたが、鋭く裏を狙ってくる大阪の攻撃に、試合は一進一退の展開になります。試合が、動いたのは64分、エキサイトした高橋が2枚連続でイエローをもらい退場、アルディージャは数的不利になってしまいます。勢いづく大阪に凌ぐアルディージャ、このまま引き分けで・・・そういう雰囲気になりかける中、選手は諦めていませんでした。85分、下平のロングボール、渡部が粘って折り返したボール、ズラタンの渾身の一撃がサイドネットに突き刺さります。そのまま逃げ切ったアルディージャが勝利しました。
数的不利・・・、ちょっと前までのアルディージャなら弱気の風に吹かれて・・・ということになりかねない試合でしたが、この試合は違いました。あそこで、ベルデニック監督が渡部を投入した理由、選手はしっかりと理解していました。
心配なのは高橋の出場停止の試合数です(退場時の態度で複数になるかも・・・)。確かにあの判定はおかしいですが、キレたら負けです。チームにも迷惑をかけます。今のアルディージャには欠かせない選手なのですから、その辺を考えてほしいです。