NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ3-2ガンバ大阪で勝利し、リーグ戦ホーム初勝利をあげました。
前半、G大阪にボールを支配されるアルディージャ。しかし、フィニッシュまでは行かせず守り切ると、22分、慶行の縦へのスルーパスに反応した市川がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得、それをマトが落ち着いて決めアルディージャが先制します。さらに、34分、エンドラインギリギリから慶行が上げたクロスを市川がスルー、最後は石原が飛び込みゴール。アルディージャが2-0として前半を折り返します。後半に入った47分、G大阪にゴールを決められ2-1とされたアルディージャ。流れは一挙にG大阪に傾きます。多彩なパス回しをみせアルディージャゴールに迫るG大阪、その攻撃を必死に凌ぐアルディージャ、それを救ったのは石原でした。56分、アルディージャがクリアしたボールの処理ミスを見逃しませんでした。素早く奪い取り飛び出すと、GKを引きつけパス、それを途中出場マルケスがしっかりと流し込み3-1としたアルディージャ。G大阪のパワープレーに89分失点し、前節の悪夢がよぎる場面もありましたが、逃げ切り勝利しました。
前半は互角の勝負をみせたアルディージャでしたが、後半はタレント揃いのG大阪に厳しい展開を強いられました。そんな中、惜しみなく走りつづけた市川(途中怪我で交代してしまいましたが)、石原両FWがこの試合の勝因だと思います。