日立柏サッカー場で行われた試合は、柏レイソル2-2大宮アルディージャのドローでした。
前半、主導権を握ったのはアルディージャ。しかし、最後の詰めがあまく、チャンスは作るもゴールを決めることができません。さらに30分に相手に退場者が出たことで、引かれてしまい、かえって難しい展開となり0-0で前半を折り返します。後半、何としても柏の守りをこじ開けたいアルディージャは、小林慶行を投入し打開を計ります。慶行のリズムのいいサイドチェンジで、再びペースを取り戻すアルディージャ。52分、思わぬ落とし穴がありました、塚本が後ろにそらしたボールを奪われ失点、先制を許してしまいます。しかし、このピンチを救ったのも塚本でした。56分、FKを塚本が決め同点とします。これで勢いにのったアルディージャは、88分、主税のクロスをうけた途中出場内田が気迫のゴールを流し込み逆転します。ところが、再び悪夢が襲います、ラストプレーと思われたロスタイムに痛恨の失点、ドローに終わってしまいました。
まさに痛恨のドローでした。しかし、内田と慶行が復帰し、若手とベテランの融合へ向け大きな一歩を踏み出した試合でもありました(だからこそ勝ちたかった)。
新井にとっては、最大のライバル(小林慶行)の復帰となってしまいましたが、この選手を乗り越えない限り、レギュラーを取ったとは言えないわけですから頑張ってもらいたいです。