NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ1-1ヴィッセル神戸のドローでした。
前半、主導権を握ったのはアルディージャ。しかし、試合は優位に進めるものの、思うようにフィニッシュを決められず前半を0-0で折り返します。後半に入っても、試合を優位に進めながら拙攻が目立つアルディージャ。60分、速攻から吉田にミドルシュートを決められ先制を許してしまいます。時間を使いながらも、あわよくば2点目を狙う神戸に、石原、渡部を投入してパワープレーに出るアルディージャ、ここから試合が動き始めます。80分、CK、マトの後ろにぬけたボールに飛び込んだのは石原、ダイビングヘッドを決めついに同点に追いついたアルディージャ。さらに攻勢にでましたが逆転はできずドローに終わってしまいました。
昨シーズンなら1点取られてそのまま「おしまい」という試合。そこをドローに持ち込んだのは進歩ですが、あそこまで優位に進めながら勝てないのは問題です。とにかくスムーズさに欠け、単調。原因の一つとして、FWが守備を意識しすぎて下がりすぎていることがあるような気がします。