桜の花びらが舞うNACK5スタジアム大宮で行われたこの試合、大宮アルディージャ2-0大分トリニータで快勝しました。
カウンター狙いの大分に、斎藤から繰り出される多彩なパスと内田の機動力でしっかりと中盤を支配していくアルディージャ。しかし、お互い何度かチャンスを作ったものの、決めることはできず試合は一進一退の展開になります。試合が動いたのは43分、パスカットした大悟のパスを受けたマルケスがドリブルで切り込み、跳ね返されたこぼれ球を斎藤が豪快にミドルシュートを決め1-0で前半を折り返します。後半序盤、1点を取り返しにきた大分にヒヤリとさせられる場面もありましたが、けがをしながらも運動量の落ちない内田、後半に入ってエンジンがかかってきたマルケスの活躍もあり、徐々に押し返すと、74分、左サイド粘ったマルケスからのクロスを金澤がシュート、ポストにあたり跳ね返ったところを斎藤がミドルを突き刺し2-0とします。このまま逃げったアルディージャが2-0で勝利しました。
今までとは違い斎藤にボールを集め、内田、大悟、慶行へ散らしていく作戦をとったアルディージャ。その大役に斎藤がしっかり応えてくれました。2本のミドルシュートも良かったですが、内田と共に、ピッチを縦横無尽に走りまわり大分を圧倒しました。