味の素スタジアムに行ってきました。前節、引き分けに終わったものの、広島も引き分けに終わった為、どうにか優位なポジションをキープしたアルディージャ。今度こそ自動降格圏内から脱出したい一戦は、大宮アルディージャ2-1FC東京で見事勝利しました。
緩急のきいたパスをつなぎ、両サイドを上手に攻めてくる東京、出場停止が解け帰ってきたレアンドロを中心に跳ね返し、カウンターを狙うアルディージャ、お互い譲らず、前半を0-0で折り返します。しかし、後半、47分、相手の絶妙なヒールパスから失点してしまったアルディージャ。このピンチを救ったのは吉原でした。49分、ボール処理を誤った東京DFからボールを奪うと、ゴール前へ切り込み、GKをひきつけクロス、それを主税が押し込み、試合を振り出しにもどします。さあ、ここからという64分、またもや佐久間采配が選手の足を引っ張ります。同点弾をアシストした吉原を下げ、斉藤を投入し4-1-4-1へシステムを変更すると、ここからアルディージャは防戦一方になります。このままだと、良くて引き分け、そんな最悪な事態にビックプレーが飛び出します。89分、自陣でボールを奪ったレアンドロが、途中体を張った大悟とのワンツーをきめ、まさに80メートルちかくを走りきるドリブルシュートを決めます。この1点を守り切ったアルディージャが2-1で勝利しました。
残留争いのライバル、広島、甲府が共に敗れ、これで自動降格はなくなり、次節、引き分け以上で入れ替え戦も無くなるアルディージャ、たとえ負けても、大敗したり、広島が大勝しなければ残留が決まります。ただ、心配なのは佐久間采配、なぜバランスを崩してまで1トップにこだわるのか?レアンドロがいなければ、大怪我だっただけに頭の痛い話です。