NACK5スタジアム大宮で行われた試合は、大宮アルディージャ 1-1 ベガルタ仙台のドローでした。
前半、なかなか前への力を作り出せないアルディージャ。単調な攻撃を跳ね返されてはピンチを招く苦しい展開になると、32分に失点。リードを許し前半を折り返します。
後半、どうしても前を向いたプレーができないアルディージャ。相手の守備が整ってから攻撃を仕掛けているような拙攻が続きます。82分、流れを変えるため岡庭、石川、山崎を投入するアルディージャ、ここでようやく「前へ」の力生まれ始めると、88分、岡庭のクロス、山崎のプロ初ゴールとなるヘディングシュートがゴールネットを揺らし同点とします。AT6分、断然逆転へむけて勢いづくアルディージャでしたが、ゴールは生まれず、そのままドローに終わってしまいました。
仕掛けるタイミングを見つけられず、大分手遅れになってから貫や茂木にボールを預ける。そんな攻撃がうまくいくわけがなく、観ててもどかしい展開でしたが、82分の岡庭、石川、山崎を投入した采配が的中、どうにかドローに持ち込んだ試合でした。最近の結果を見ると、守備的に、ボールを大切にという気持ちになるのはわかりますが、いい攻撃をすることも守備を助けるということも考えてほしいと思いました。後半終盤に見せた攻撃の時間帯をもっと増やしていく為には、どうするべきかを考えるのも一つの手だと思います。
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